どれだけ理屈では分かっていても
「取れない疲れ」はどうするの?
今日は、こんなお話です。
こんにちは
ココカラ気功カウンセラー
こんのまりです。
心が、色々な感情や
雑多な情報で、溢れかえって
頭がこんがらがって
感情が、からみついてきた・・そんな時
まず、 やるべきなのは
「心のリセット」ですが・・。
これはすでに、 言い古された言葉ですね
ただし・・
この「リセット」も
効果的にやらないと
かえって
「疲れ」が、増してしまいます。
特に、仕事をがんばる女性にとって
「リセット」が
上手く出来るかどうかが
持久力のレベルに
大きく関わってきます。
では、具体的には
どうすればいいのでしょう?
一般的に、イメージされているのは
「気分転換する」
「ネガティブをポジティブにする」
のように
「ネガティブ」を
「ポジティブ」に
変換させることですね。
けれど
これでは、余計に
「疲れを増幅」させてしまうのです。
何故なら・・
「ネガティブ」と「ポジティブ」の間に
心(感情)の「基本」である
「無」の状態が入っていないからです。
「無」と言うのは
たしかに
「喜怒哀楽」の、どの感情も持たない
「無・感情」状態ですが
ロボットのような「無感情」を
指しているのではありません。
心がどの「感情」にも
どの「考え」にも、
とらわれていない
「ニュートラル」な状態を指します。
(様々な気功がありますが)
「ココカラ気功」が
常に行い、目指しているのは
(受けた方を)「ニュートラル」な
状態にする・ということです。
(大抵の場合それは精神的修行か
トレーニングを伴います。)
ですから、たとえ短時間でも
この「感覚」を知ってもらうことは
大きな意味があるのです。
(戻れる「感覚」を
作るためです。)
「ニュートラル状態」は
アスリートでも
集中を要する仕事でも
一番、能力を発揮できる
心の状態と言われています。。
この
「無」=「ニュートラル」な
状態なしに
「ネガティブ」から、一気に
「ポジティブ」に行こうとしているのが
一般的な
「心のリセット法」です。
「無」を飛び越して
いきなり
「ポジティブ」に行くと
その反動でまた、大きく
「ネガティブ」に
「揺りかえし」がきます。
「ネガティブ」と
「ポジティブ」間の
行ったり・来たりで・・
結局「感情」に振り回され
その繰り返しに
「心の体力」を消耗してしまうのです。
さらに、このようなことは
頑張っている女性ほど
起こります。
一生懸命に頑張っているからこそ
なおさら、辛いのです。
ですから、心が
感情と情報でいっぱいになり
息苦しくなったら
まず「ニュートラル」(無) に、
戻しましょう。
方法は・・
感情が、浮かんだら「流し」
浮かんだら、また「流す」
感情ではなく
「流す」ことに 集中します。
上手くできなければ
自分の呼吸と
心臓の鼓動だけに
集中しましょう。
最初は、たとえ
1分でも構いません。
「感情」を入れない時間を
作りましょう。
それから、ゆっくり
「ポジティブ」に
向かえばいいのです。
1度「無」に戻すことで
極端な「揺りかえし」は
起こらなくなってきます。
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ある女性レーサーが
スタート時の心境について語ったコメントが
まさに「無」の境地を表しています。
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チエッカーズ・フラッグが
振られた瞬間
私はもう
女でもなければ
男でもない。
湖の
静けさになる。